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カム地方ニャロンの僧侶達による抗議活動のビデオ映像をリリース

(2011年6月9日 Phayul )

中央チベット政権は昨日、2010年5月に撮影されたビデオ映像とそこに映っている4名の僧侶の情報を公開した。

この映像は大量の中国人の移民で知られているカム地方新籠(ニャロン)Nyagrongで2010年5月8日に行われた僧侶4名による平和的に行われたデモ行進を映し出している。僧侶たちの名は、アポ・タシ22歳、ツェリン・ギャルツェン 19歳、ツェリン・ワンチュク 22歳 グル僧院、リンジン・ドルジェ ジャムジョル僧院の4名であることが判っている。リンジン・ドルジェが撮影を担当していた。

3分間にわたるこの映像には、僧侶たちがチベット伝統の衣服チュパを着て、中国共産党によって使用が禁止されているチベットの国旗とチベットの独立を求めるプラカードを持って、パンフレットを撒きながら行進し、ニャロンの通りからニャクチュ川の橋を渡り、チベット伝統の勝利を求める戦の掛け声である「キヒヒ」という声をあげて通りを駆け抜ける姿と、この間ずっと「ダライラマ法王の長寿を」「チベットの独立を」「ダライ・ラマ法王の帰還を」という願いを訴え続けている様子が映し出されている。

中央チベット政権(CTA)が報じたところによると、公安当局がこの4名を逮捕しようとしたところ、すぐに住民が遮り、その間に3名の僧侶たちはバイクに乗って逃げることができた。しかし、ビデオ撮影にあたっていたリンジン・ドルジェだけがバイクが壊れていたために逃げることができず逮捕されてしまった。4名共のその後の消息は不明である。

ダラムサラに住む青年NGO職員のプンツォク・チョペルはphayal.comの中で「この映像を観てチベット本土内でチベット人によって抗議活動が展開されていることに強く胸を動かされる」と語っている。「銃撃や死をものともせず、気高く自由を求める僧侶たちの勇敢な行動は、チベット人の典型的な姿を映し、深く感動し奮起させられた」と述べている。

豊かな天然資源で知られるニャロン地方、ここにおいても2008年の民衆の大規模抗議デモ(蜂起)以来、まだ活動は続いている。

(翻訳:木村 瞳)

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