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歴史上重要なチベット人総会始まる

(2011年5月21日 ダラムサラ)

世界各地のチベット人コミュニティから数百人の代表者が集まり、ダライ・ラマ法王の行政・政治権限委譲に伴う憲章改正および選出されたガンデン・ポタンの指導者が担う責務についての討論が開始された。

この総会は、ダライ・ラマ法王の公式権限委譲の決断に伴うもので、チベットの民主化実現を目標として開催されている。

代表者達は、憲章改正起草委員会によって作成された憲章と39の関連条項への新しい前文と第1条の追加について検討する。

起草委員会は、憲章の法王に付与される行政権に関連する第19条を含む39の条項の修正を行っている。「法王に付与される9つの行政権に加えられた修正は、選挙によって選出された指導者とチベット民主主義の支柱となる3人に委譲される」と、代表者議長ペンパ・ツェリンは総会開催の声明で述べている。

憲章に加えられた主な草案修正の1つは、摂政会議の設置の条項(第31〜35条)の削除である。

カロン・ティパ(内閣首席大臣)は、選挙によって選出されたチベット人の指導者に法王の政治権限を委譲するダライ・ラマ法王の3つの長期的なビジョンについて次のとおり繰り返し述べた。「ダライ・ラマ法王の目標は、ご自分に気力と体力が残っているうちに、チベット人社会の民主主義を達成し、安定した統治システムと自立した亡命チベット行政府の確立することであり、チベット問題の解決まで亡命行政府を維持することである」

また、憲章が、ダライ・ラマ法王とチベット人の特別な歴史的かつ運命的結束を継続するものであり、かつ合法的な統治組織およびチベット人全体の代表として中央チベット行政府を保証するものでなくてはならないことを強調した。

さらに、カロン・ティパは、中央チベット行政府が国際的な舞台で確実に認証を受けられるようにし、世界中の政府との関係を維持する必要があると強く訴え、中央チベット行政府の存続の妨げとなり得る要素を排除するよう努力しなければならないと述べた。

代表者達は、5月24日に最終の草案序文および憲章に加える第1条の修正の最終的な結論をダライ・ラマ法王に提出する予定である。

ダラムサラでの歴史的な総会には、インド、ネパール、合衆国、ヨーロッパ、およびロシアなど20カ国から集まった計418人の代表者達が参加しており、開催期間は4日間である。

この総会は当初5月21〜23日に予定されていたが、ダライ・ラマ法王の助言により1日延長されている。ペンパ・ツェリン議長によると、ダライ・ラマ法王は、選挙によって民主的に選出された指導者への政治権限委譲に関する各代表者および彼らが属するチベット人のコミュニティの見解について、すべての代表者が発言する機会を得るべきであると述べている。

(翻訳:藤木Miho)

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