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ダライ・ラマ法王、「アジア諸国の民主化は実現可能」と語る

(2011年4月15日)

TAIPEI TIMES(台北時報):2011年3月19日:

ノーベル平和賞受賞者でチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王は3月18日、外国人ジャーナリストのインタビューに答え、「台湾、インド、日本が民主国家として成功していることからも、アジア諸国における民主化は実現可能だと確信している。台湾、インド、日本などの先例は、チベット人が完全な民主化を果たすうえでも大きな励みとなる」と語った。

ダライ・ラマ法王はとりわけ台湾の法治に感銘を受けているとして、台湾の陳水扁前総統が収賄罪で収監されたケースを例にあげた。ダライ・ラマ法王は、「陳水扁前総統は私の友人であるが」としたうえで、「世界は急速に変化しているが、台湾のみなさんには矜持と勇気を持って、民主主義・法治・透明性といった普遍的価値を今後も維持していただきたい」と述べた。

2011年3月10日、ダライ・ラマ法王は、政治的指導者としての役割を選挙で選ばれたリーダーに委譲する意向を発表した。ダライ・ラマ法王はその発表の中で、「権限を委譲したいということは、責任を縮小したいということではない。権限の委譲は、長い目で見るならば、チベット人を利することとなる」とも述べている。

亡命チベット政権内閣は、ダライ・ラマ法王の決定を尊重したいとしてこれに同意したが、3月14日に召集された亡命チベット議会はダライ・ラマ法王が引き続き政治的指導者としてチベット人を導いていくことを望んでいる。

これについて75歳のダライ・ラマ法王は、「議員たちが明日、明後日と私のところへ足を運んだとしても、返事はノーである。ダライ・ラマが政治と宗教両面の最高指導者であるという時代錯誤の制度は終わらせなければならない」と語った。

ダライ・ラマ法王は政治的権限の委譲は自身が決めたことであり、なんら圧力があったわけではないとしており、「君主制は時代遅れである」と述べてから「チベット仏教最高指導者が政治的指導者としての権限をも担うという四世紀にわたる伝統を廃止するつもりだ」と強調した。

「宗教指導者による政治支配、国王や王様による政治支配は時代遅れだ。私はエジプトのムバラク大統領のようにはなりたくない」と語るダライ・ラマ法王は、1960年代から民主改革を求め続けてきた。

(翻訳:小池美和)

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