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ダライ・ラマ法王、「引退」の意味について語る

(2010年12月15日)

ダラムサラ:ダライ・ラマ法王は14日、自身が述べた引退の意味するところについて次のように説明した。

「チベット内外のチベット人の99パーセント以上が私を信頼してくれています。それはつまり、彼らのために力を尽くす責任が私にあるということです。私が『引退したい』と申し上げたのは、チベット問題の解決を放念するということではありません。私はチベット人であり、チベット問題を解決していくべき道徳的責任はすべてのチベット人にあるのです。

私が引退を望んでいることについて不安や困惑を感じておられる方がチベット本土のチベット人のなかにおられるようです。

しかし私が望んでいるのは、議会関係の書類の署名など儀礼的な役割を民主的に選ばれた亡命政権の政治的指導者に移譲したいということなのです。

チベット本土のチベット人のなかには、ダライ・ラマはチベット人の苦しみなどもうどうでもいいのだろうかと狼狽し、不安に駆られている人もいるようですが、それは違います。そういうことではないのです」

さらにダライ・ラマ法王は、「チベット問題の解決」が自身の3つの役割のひとつであることに変わりはないとして、繰り返しこれを明言した。

ダライ・ラマ法王はまた、1959年以前にはチベットで、亡命後にはダラムサラにおいて民主的指導部の樹立に向けて尽力した経緯について次のように語った。

「私は、子供の頃から民主的なシステムは素晴らしいと思っていました。
そこで私は1952年に改革委員会を発足させ、実際に改革を行ないました。
1959年に亡命の身となってからは、中央チベット行政府というかたちで我々自身の亡命政権を樹立しました。

そして2001年には、我々は選挙で民主的に政治的指導者を選んだのです。
選挙で選ばれた政治的指導者には、『ダライ・ラマがいないと思って全責任を担ってください』と、私は常々言っています」

(翻訳:小池美和)

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