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弾圧に屈せぬチベット人の声:チベット内部に関する報告

(2010年3月17日 Tibet.Net

(ダラムサラ)報告によると、チベット内部の各地で平和的な抗議デモが相次いで発生しているという。中国政府は今月に入り首府ラサを中心にチベット人居住地区で取り締まりを強化している。

中央チベット政権が入手した信頼できる情報筋の話では、過去に政治犯として無実でありながら投獄されたことのあるチベット人、あるいは政治活動に参加歴のあるチベット人、ラサの住民でない者などが、厳重な取り調べの対象になり、武装警察や治安部隊によって無作為に拘束されているという。

拘束された者は袋だたきにあい、ラサ市管轄のツェル・グンタン、ペディン(Peding)村に連行され、留置所の一室に押し込められている。食事も与えられていないという。彼らの中には釈放が決まっている者もいるが、そうでない者もいる。

ラサとゴンカル空港の間には10カ所程の検問所が設置され、このルートを使う人たちは厳重なチェックを受けている。

その他チベット人地区での抗議デモ

3月1日、ザチュカのオンポ寺周辺に多くのチベット人が集まり、毛皮を焼き平和的なスローガンを掲げた。不要に重い装飾品を身につけたり絶滅の危機にある動物の毛皮を纏うのは控えた方がいい、というダライ・ラマ法王のアドバイスがあって(2006年)以来、アムド地方を中心にチベット各地で毛皮が焼かれるようになった。

3月10日のチベット民族蜂起51周年記念日にはマルカムのツァンチョ(Tsangshoe)の住民が平和的抗議デモを行っている。同日、カルゼチベット自治県では尼僧と若者一人が抗議の声を上げた、という報告も入っている。

アムド地方のガパ県ではキルティ寺に向かって五体投地するチベット人のグループが拘束された。

アムド地方カンロチベット自治州マチュ県では、3月15日に15人の高校生が率いる平和的抗議デモがあり、その後同地方には大規模な治安部隊が配置され警備に当たっている。

衰えることのない抗議の声

中国政府によりチベット各地に大規模な治安部隊が配置され、まるで戦闘状態にあるかのようだ。しかしチベット内部のチベット人はあくまでも平和的なキャンペーンを展開することで、その類い稀な勇気を改めて示している。

(翻訳:中村高子)

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