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米国政府、次期「チベット問題担当特別調整官」を任命

(2009年10月4日 Tibet.Net

[ダラムサラ] 米国のマリア・オテロ国務次官がチベット問題担当特別調整官に任命された。本件は、10月1日木曜日にヒラリー・ローダム・クリントン国務長官より正式に発表された。

チベット問題担当調整官を設けることは2002年チベット政策法に定められている。米国はこの役職を設けることにより、対話を通じてチベット問題を解決し、チベット固有の宗教、文化、言語の伝統を守るために尽力する意志を示している。

オテロ次官は本年9月、バラク・オバマ大統領の上級顧問兼補佐官であるヴァレリー・ジャレット女史と共にダラムサラでダライ・ラマ法王と会見し、「オバマ大統領は、チベットの人々を支援し、チベット固有の宗教、言語、文化の伝統が守られ、チベット人の人権と公民としての自由が尊重されるよう尽力することを約束する」と伝えた。

ダライ・ラマ法王は、マリア・オテロ次官がチベット問題担当特別調整官に任命されたことを歓迎し、同調整官との協働に期待すると述べた。

ダライ・ラマ法王は、オバマ大統領がチベット情勢に懸念を抱いていることに深く感謝し、同大統領の任期中にチベット問題の解決が進展することを期待すると述べた。法王は、オバマ大統領の訪中後に同大統領と会見することを楽しみにしている。

オテロ次官は、民主主義・地球規模問題担当の国務次官を兼務する。ブッシュ政権下でチベット問題担当特別調整官を務めたポーラ・ドブリアンスキー女史も、民主主義・地球規模問題担当国務次官を兼務していた。

オテロ女史は、2009年6月25日に上院外交委員会で行われた任命承認の公聴会に臨み、「オバマ大統領は、中国政府と法王代理の間で8回にわたって交渉が行われたにもかかわらず、事態に進展が見られないことに失望している」と述べた。また、「チベット人が長年抱いている正当な要求を満たすための最良の手段は、実質を伴う対話を行うことである。チベット人のこうした要求がかなえられていないことは、チベットにおける最近の社会不安の大きな要因となっている」とも述べた。

オテロ次官は、2002年チベット政策法に従い、チベット問題担当特別調整官として、ダライ・ラマ法王ないしその代理人と中華人民共和国政府の間に「実質を伴う会話」を促進し、チベットに関する米国政府の政策、プログラム、企画を調整することになる。

(翻訳:鈴木知子)

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