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米国下院、中国に対しチベット抑圧の中止を求める決議を採択

(2009年3月12日)

ダラムサラ: 米国下院は3月11日水曜日、チベット民衆が中国の抑圧に抗して蜂起し、ダライ・ラマ法王が亡命を余儀なくされた出来事から50年目を迎えるにあたって、チベット民衆の惨状を認め、「チベット問題を持続的かつ平和的に解決するための多角的な努力を継続すること」を求める決議を採択した。

米国下院の決議(H. Res 226)は、ニュージャージー州第12選挙区のラッシュ・D・ホルト下院議員が提案したものである。ホルトは昨年、ナンシー・ペロシ下院議長が率いる議員団の一員として、インドのダラムサラにダライ・ラマ法王を訪ねた。

今回の決議は、オバマ政権に対し、チベット人の人権を尊重するよう中国に圧力をかけることを求めている。

ホルトは、「チベットはほぼ50年にわたり中国の圧政の下にあり、事態はますます悪化しつつある。中国はチベット人を暴力的に抑圧し、周到かつ仮借なくチベット文化を根絶しようとしている」と述べた。ホルトはまた、「私はあらゆる年齢のチベット人に会い、その訴えを直に聞いて胸を打たれた。彼らは、圧政を逃れるため果敢にヒマラヤ山脈を越えて来たのである。ダライ・ラマ法王は彼らに希望を与え、世界に対して、チベットから逃れてきた人々とチベットに残る人々のことを忘れないよう訴えている。我々もこれらの人々に希望を与えなければならない」と述べた。

ナンシー・ペロシ下院議長は、「チベットの現状は世界の良心を問うている。我々自由を愛する人間が中国とチベットにおける人権について明確な声をあげないのなら、我々は世界のどこであろうと自由について語る道徳的権限を失う。この決議により、我々はチベット民衆の現下の戦いに敬意を払い、これを胸に刻み込む」と述べた。

今回の決議は、チベットの人々が苦難と逆境の中で示している忍耐力と、亡命の地で生き生きとした民主的な共同体を形成していることを称賛している。また、チベット難民を暖かく迎えているインドの人々と政府に対して感謝の意を表明している。更に、中華人民共和国政府に対し、「チベット問題を永続的に解決するためにダライ・ラマ法王が示しているイニシアティブに応えること、チベットの人々に対する抑圧を中止すること、および、チベット民衆に適用している過酷な政策を直ちに撤廃すること」を求めている。一方、米国政府に対しては、「中華人民共和国に対しチベット人のアイデンティティーと人権を尊重するよう迫るため、外交的、計画的および多角的な手段を用いて継続的な努力を行う決意を新たにすること」を求めている。

(翻訳:鈴木 知子)

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