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チベット亡命政権発表
 ー チベットからのレポート(5)

(2008年3月21日 チベット亡命政権)

以下は、チベット亡命政権が、信頼できる関係筋から入手した報告である。

3月21日

■ ラサ---中国軍、僧侶の袈裟をまとい世界を欺く
中国治安当局に近い信頼できる情報筋によると、3月19日以来、僧侶の袈裟をまとった中国軍関係者が、2つの目的で偽装工作をしている。第1に、ラサ市内に平穏が戻ったように見せかけるために、僧侶姿の軍人がラサ市街を歩き回っている(実際はラサ全体が、ひきつづき戒厳令下におかれている)。第2に、僧侶姿の軍人は、抗議者を厳格に取り締まる目的で偵察をおこなっている。具体的には、地元チベット人と接触して情報を収集し、当局へ報告している。

この偽僧侶による偽装作戦には、少なくとも4つの軍事組織(下記リスト参照)の関与が確認されている。

  1. 国境警備局 Border Security (PLA)
  2. 調整舞台 Coordination Unit (PLA)
  3. 軍の諜報機関 Military intelligence (PLA)
  4. 人民解放軍第52部隊(ラサの前には、Nyingtri県Gey-chikの町で工作活動)People's Liberation Army- 52 Division

■ ラサの大部分で、ひきつづき戒厳令
中国は認めていないが、ラサおよびチベット各地で戒厳令が敷かれている。戒厳令は、チベットのかなりの広域にわたって敷かれているとみられる。ラサでの平和的抗議行動を鎮圧するために、ラサの西部Toelung郡に拠点を置く人民解放軍第55部隊が投入された。さらに、第13連隊(成都)の第149大隊と第52部隊(ラサ)の特殊精鋭部隊も投入された。ラサでは、夜7時以降は外出禁止令がしかれている。また、食料割当表I(身分証がわり)を持たないチベット人は、強制的にラサから退去させられれている。

■ 3月20日、ラサで、多数のチベット人の若者が、無差別に逮捕されている。

■ Dingri郡(Shigatse県)---抗議行動が一切おきていないにもかかわらず、大規模軍隊を配備
Dingri郡では、今のところ抗議行動はおきていない。しかし、大規模な軍が配備されている。

■ 青海国家大学(Qinghai Nationalities University)のチベット人学生が抗議行動
青海国家大学のチベット人学生らは、20日と21日の両日、一連の抗議行動で殺害されたチベット人たちとの団結を表明した。

2008年3月20日

■ Karze省Serthar郡Phuwuにおいて、抗議活動をおこなったセラ寺の僧侶たちを、人民解放軍が攻撃。僧侶3人が死亡、10人が負傷。負傷者を中国の病院へ収容することを許されていない。

■ セラ寺で、今日、再び僧侶ら抗議
Pema郡(中国名;Banma)(青海省、チベット自治県、Golog)の各地で、抗議行動。

■ ペマ郡のChakri、Do-gho、Prongma、Panchen の各都市で、今日、僧侶と一般人による抗議行動がおきた。詳細は不明。

■ Markham 郡(中国名:Mangkang) (Chamdo 県チベット自治地区)で、抗議行動があり、さらなる逮捕者。

■ Markham 郡Tso-Ngaのチベット人が抗議行動。詳細は不明。

■ Markham 郡Rushoeのチベット人約20人が、抗議中に逮捕された。

■ Zeku郡、Tsekhon(中国名:Zeku)のMalho(青海省、チベット自治県)において、大規模な抗議行動。

■ Tsekhong郡で、僧侶と一般人による大規模な抗議行動。詳細不明。

■ Carkham郡(中国名:Ma'erkang)(Ngapaチベット自治県、Sichuan地区)のツォ・ドゥン・キルティ寺において、中国当局は、恒例のチャム大祭(仏教儀式の舞踊)の中止を試みた。

■ 中国当局は、毎年恒例のツォ・ドゥン寺の大祭を中止させようとした。寺院の僧侶役40名が大祭の中止に異議を唱えるために、地元当局に出向いたため、僧侶と地元当局の間で小競りあいとなった。

2008年3月19日

■ Barkham郡(中国名:Ma'erkang)、Ngapa、チベット自治県、Sichuan地区---学生達が学校にチベット国旗を掲揚

■ 3月17日と19日のデモ行進で、Barkham郡の地元中学校の学生達が、チベット国旗を学校に掲揚した。

■ Dzoge郡(中国名;Ruo'ergai)、Ngapaチベット自治県、Sichuan地区のジグメ寺院---僧侶が大規模なデモを先導。

■ ジグメ寺の僧侶らが約300名のチベット人(一般人)を率いて、朝8:30からデモを開始した。抗議デモ参加者は、地元当局と地元の軍キャンプに掲げられていた中国国旗をおろした。抗議参加者は、「ダライ・ラマのご長寿を」「チベットは純粋な独立国だ」などのスローガンを叫んだ。

■ 3月16日以来、Ngaba県では、チベット人が連日デモを繰り返している。

※文中で使用されている地名につきましては、翻訳の時間的制約により、現地からのレポートのまま、ほとんどがチベット語地名の音読表記となっております。現在の正確な中国地名に置き換えておりませんことをご了承ください。

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