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ミス・チベット、大会への
出場権を剥奪され、中国を批判

(2007年12月5日 AFP)

(ニューデリー)5日(水)、マレーシアで開催された国際的なミス・コンテスト大会において、チベット人出場者が出場権を剥奪された。ミス・チベットは、中国が彼女のコンテスト参加を妨害したとして、中国を批判した。

火曜日、クアラルンプールのコンテスト会場からインドの首都デリーへと戻ったツェリン・チュンタックによれば、大会主催者は彼女に、「ミス・中国—チベット」と書かれたタスキをかけるか、コンテストへの参加を取りやめるかどちらか選べと命じたという。

チュンタックは「選択肢は二つしか与えられませんでした。まさに悪夢でした」と語る。さらに主催者は彼女に対し、彼女がミス・チベットと書かれたタスキをかけてコンテストに出場しないよう、中国から圧力がかかっているとも述べたという。

チュンタックは、ニューデリーで社会心理学を専攻する22歳の学生。「私は政治目的でマレーシアに行ったのではありません。友好関係を広めるために出向いたのです」と記者会見で語った。

チュンタックは、2006年に北インド・ダラムサラでミス・チベットに輝いた。ダラムサラには、チベット亡命政権ならびに、ノーベル平和賞受賞者のダライ・ラマ法王の住居がある。

2005年度のミス・チベットタシ・ヤンチェンも、同じマレーシアでのミス・コンテストへの出場権を取り消されている。中国の高官が「インドに住むチベット人が中国代表となることはできない」とクレームをつけたことが理由とされている。

今年の大会は、11月24日(金)に開会し、30カ国から集まった出場者がコンテストで競い合っている。最終審査は7日(金)に開催予定。

「私は、要求を拒みました。なぜなら、チベット問題は解決にはほど遠い状態だからです。・・・私はただただ涙がとまりませんでした。」「まさか、二度も同じ事態が起こるとは、思いもしませんでした」とチュンタックは涙ながらに語った。

インドと中国の間に挟まれたチベットは、1950年代から中国の侵略を受け、1959年には、中国に反発するチベット人が蜂起したがそれを中国軍が弾圧した。これを受けて、チベットの精神指導者ダライ・ラマ法王はインドへと亡命している。

2002年以来、ダライ・ラマ法王の使節団と中国側は、計6回の会談を重ねている。

しかし、多くの若いチベット人は、ダライ・ラマ法王が中国に対して非暴力の手段で、チベットの「高度な自治」を要求するだけでは不十分であり、国際社会が中国政府に対してチベットとの対話の早期進展させるよう圧力をかけることが不可欠だ、と考えているという。

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