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広島国際平和会議2006が開幕

(2006年11月1日 Phayul.com(Tsering Tsomo 記))

11月1日、日本、広島。
「共感と平和こそが、人類が生き残っていくための基本原理です」水曜午後、ダライ・ラマ法王は、広島にてこう語った。

二日間に渡って行われた広島国際平和会議2006 における「人の未来を考える − もっとやさしく、人間らしく、楽しく生きたい 」というテーマに沿った基調スピーチの中で、亡命チベット指導者は、わたしたち全員の責任と、それが今日の現実にどう関連しているかについて述べた。

地球規模の相互依存、および、経済協力や環境問題などに見られるように相互の関連性が同じく地球規模に及ぶ現在の状況は、もはや国境が意味をなさないという概念を、はっきりと私たちに突きつけてきている、と法王は語る。「人為的にこしらえられた境界などよりも、人間の生ははるかに貴重なものです」

宗教上あるいは民族的に自分が何に属しているかに関わらず、「共感と平和」という、特に宗教とは関係のないこの倫理こそが、全人類の幸せにとって欠かせないものだ、と法王はいう。

核兵器による死の衝撃を実際に被った地として、広島から発せられる平和のメッセージは非常に意義深いものだとした上で、法王は、「人間の知識と技術が正しい方向に向かわないとき、人間の暴力は極めて危険です」アステールプラザ大ホールに集まったおよそ千二百人の聴衆に、そう警告を発した。

同じくノーベル賞に輝いたデズモンド・ツツ大主教は、ダライ・ラマ法王を「人類への驚くべき贈り物」と称した。ツツ氏はチベット人指導者への惜しみない敬愛を表し、故郷を失い故郷から追われ亡命が五十年を超えた今でもなお、ダライ・ラマ法王は怒りや憎しみに囚われていない、と述べた。

1976年のノーベル平和賞受賞者、北アイルランドのベティ・ウイリアムズ女史は、サミットで、「子どもたちへの思いやり」について語った。
 その日の夕方、ツツ大主教とベティ・ウイリアムズ女史の二人は、広島・世界平和記念聖堂 で行われた、宗派宗教を超えた「平和の祈り」 を指揮し、参加したチベット人僧侶たちも一緒に、世界平和への祈りを捧げた。

三人のノーベル平和賞受賞者が出席するこのサミットでは、筑波大学で生命科学を教える村上和雄教授が議長を務めている。サミットは、2日の夕方まで続けられる。

左から村上和雄・筑波大学教授、ダライ・ラマ法王、
ツツ大主教、ベティ・ウィリアムズ女史。 

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