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デリーで開催
セミナー「チベット水源の利用とインド亜大陸におけるその影響」

(2003年11月19日 チベットネット)

11月22日、チベット亡命政権情報・国際関係省及び、同じく亡命政府のチベット議会政策研究センターは、インドのニューデリーにあるインド国際センターにおいて「チベット水源の利用とインド亜大陸におけるその影響」と題したセミナーを開催する予定である。

チベット亡命政権の情報・国際関係省のトゥプテン・サンペル事務次官は次のように語った。
「このセミナーの目的は人々に、チベット高原がアジアの数百万人の人々のための水源として果たす不可欠な役割を担っていることの認識を深めてもらうことだ」と語った。パネリストとして、水や環境に関する 専門家ら8名が参加予定である。

チベットは、その地理的な場所と地質学的な構成により、アジアの主要な分水地点となっている。インド亜大陸の 4 主要河川である、プラマプトラ河、インダス河、サトレジ河、カルナリ河は、チベットにその源を発している。チベットから派生するその他の主要な河川には、長江、メコン河、黄河、サルウィン河、アルン河が含まれる。現在、その支流の 90% は、中国、インド、バングラデッシュ、ネパール、ブータン、パキスタン、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムへ流入している。

このような河川は、アジアの人口の半分以上に淡水を供給しているので、このような源流を誤った管理や公害から保護することは非常に緊急な課題である。過去 50 年間、チベット人が行ってきた環境を損なわない管理方法は、中国の占領とそれに続くチベットでの「開発」政策によって劇的なほど妨げられてきた。

中国によるチベットの「開発」プログラムには、森林伐採、鉱物採取、都市部の拡張、大量の人口移動、ダム、水力発電所の建設、そして軍事道路と鉄道の建設が含まれる。このようなすべての政策は、チベット人、そしてチベット高原の繊細な環境システムに多大な負担をかけながら、中国政府と東部の工業地帯を潤すために計画された。

中国政策の実施による環境被害のほとんどは、チベットの豊かな河川の破壊という形で直接的に現れる。現在、アジアのほとんどの国に水を供給するこのような河川は、沈泥により流れが滞ったり、増流により洪水を引き起こしたり、流れの勢いが強かった場所で干上がってしまう現象がしばしば報告されている。

前述のトゥプテン・サンペル事務次官
「このセミナーが、国際淡水年である今年、チベットの水源に関する認識を高めてくれることを希望している」

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