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チベット亡命政権代表使節団のチベット入り
チベット亡命政権内閣主席大臣 サムドゥン・リンポチェ教授声明

(2002年9月30日)

親愛なるチベット人、チベット支援者の皆様へ

近頃、中国首脳陣との接触を再開する我々の努力がいくらか建設的な発展を見せました。皆様ご存知のように、特別使節のロディ・ギャリと使節ケルサン・ギャルツェンは今年9月9日から24日まで、北京とラサを訪問し、中国政府の指導者たち及び高官たちに会いました。2人はダラムサラに帰り、ダライ・ラマ法王とチベット亡命政権内閣(以下、内閣)に、中国政府の指導者たちとの話し合いで勇気付けられたとの報告をしました。これは、チベットと中国の関係における新しい章への、さらにチベット問題を解決するに向けての交渉を進めていく対話のスタートへの希望がもてるものです。

ダライ・ラマ法王はチベット亡命政権の代表団を迎えたという中国政府のポジティブな態度を歓迎され、接触が再開されたことを大変喜んでいらっしゃいます。法王はチベット亡命政権内閣と代表使節らに、この新しい機会を有意義に使い、さらに対話へのプロセスを力強く進めていく努力を続けるよう指示しました。

内閣は、最近の会期において、亡命チベット代表者議会(以下、議会)に今回の使節団の報告をしました。内閣は議会に、2003年6月まで期間を定め、新しい接触が築けるような良い雰囲気作りに専念することで、中国政府のこうした態度に答えていくつもりであることを報告しました。

10月は中国国家主席江沢民が米国とメキシコを訪問します。過去において、世界中のチベット人とチベット支援者たちは、中国の首脳陣の外遊の際に平和的な集会やデモ行進で自分たちの気持ちを表現してきました。こうした行動の目的のひとつは、チベット問題の交渉による解決に向けたダライ・ラマ法王のイニシアティブに、中国の首脳陣が回答を出すようすすめるためのものです。今、中国の首脳陣は我々と話し合いを始めようとしている状況が見えます。我々は江沢民主席の外遊の機会に中国の反応を試すことができるでしょう。私は、全てのチベット人、チベット支援者の皆様に、江沢民主席の米国とメキシコ訪問の間、こうした集会やデモ行進のような行動を控えることを強く要請します。

今、我々の非暴力の闘いは非常に大事な局面を迎えております。世界規模のチベット運動がこのような重要な核心に一致した姿勢で到達できることが極めて大切です。その一致した姿勢とは、国際社会がテロリズム、暴力、戦争への掛け声に脅かされている今日においてさえ、対話や非暴力、そして時間をかけた和解へ強い態度で挑む姿勢のことです。

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