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チベット亡命政権、来年に中国との会談の開催を希望する

(2002年9月28日AP通信)

(ダラムサラ)9月28日、チベット亡命政権はその使節団が中国高官によって初めて対等に扱われたことを発表し、中国からのチベットの自治権をより拡大するための交渉を来年の7月までの開始を希望していると伝えた。

しかし、チベット亡命政権内閣の主席大臣サムドゥン・リンポチェ教授は、2人の外交使節員による今回の中国訪問がチベットの状況に関する交渉の再開を約束するものであるかを判断するには時期尚早であると述べた。
チベットの精神的指導者であるダライ・ラマは、1951年にチベットを占領した中国共産党軍に対抗する蜂起に失敗した後、1959年に母国を脱出した。ダライ・ラマは、ニューデリーの北西425km(256マイル)のインド北東部の都市であるダラムサラに亡命政府を樹立した。

ダライ・ラマの2人の使節員は、今月初めに中国高官との会談を終え北京からインドへ戻ってきた後、今回の会談は、過去およそ10年間における中国政府とチベット亡命政権との初めての正式な会談であると評価した。
9月28日、サムドゥン・リンポチェ教授は亡命チベット代表者議会での演説で、今回の会談では、チベット亡命政権の使節団が中国高官によって対等に扱われたとの初めての感触を持ったことを伝え、次のように述べた。
「会談は、複数の外交官たちと行われた」

サムドゥン・リンポチェ教授は、2003年7月までには、両政府がチベットの状況に関する話し合いを開始することを期待しているとも語った。
チベット亡命政権は、自国内の問題についてはチベット人が自分たちで管理する権限を持ち、外交と防衛面では中国が担当するという内容の、「真の自治権」と公言している権利を長年にわたって主張してきた。 ワシントンにおいてダライ・ラマの名代を務めるロディ・ギャルツェン・ギャリ氏、およびもう1人の使節員であるケルサン・ギャルツェンは、9月28日、ダラムサラにおいてダライ・ラマに今回の中国高官との会談を報告した。 また、ダラムサラを訪問中のイタリア議会の議員たちにも報告を行った。

イタリア代表団のジアーニ・ヴェルネッティ代表は、「何か新しいことが本当に起こりつつあるのだという印象を受けた」と語った。ヴェルネッティ代表はまた、使節員たちから、中国高官の態度が中国政府とチベット亡命政権との公式会談が決裂してしまった9年前とはまったく異なり、積極的に受け入れる姿勢が見られた、との報告を受けたことを明らかにした。 チベット亡命政権の使節たちは、中国訪問中の会談の相手、また、会談の内容については公式には明らかにしていない。

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