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欧州議会 中国の姿勢を嘆く

(2002年7月14日 ロイター(北京))

7月14日、欧州議会代表団は、中国がチベットの精神的指導者ダライ・ラマとの交渉再開の態度を見せたことに対して、「疑わしい」と発表した。亡命中のダライ・ラマは去年10月の欧州議会でのスピーチで、中国が提示した交渉の前提必須条件を受け入れることを表明した。しかし欧州議会代表団曰く、中国政府はダライ・ラマのこの意志表示を受け入れなかった。

欧州議会代表団(対中関係グループ)のメンバーであるパー・ガートンは、記者会見でこう述べた。

「我々の考えでは、ダライ・ラマはこれらの条件に沿うようやってきた。つまり、独立を放棄し、『一つの中国』の原則を認めたのである」

「中国はダライ・ラマにいくつかの条件を課し、彼がそれらの条件を完遂しているにもかかわらず、まだ満たしていないと繰り返す。こうした中国の態度が問題を作っていると思う」

欧州議会がダライ・ラマをストラスブールでのスピーチに招いた後、中国は欧州議会を非難し、ダライ・ラマに対し政治的分離主義の隠れ蓑として宗教を使っていると責めた。 欧州議会は中国側の全国人民代表大会の李鵬議長及び胡錦涛副首相との ミーティングで、新たにダライ・ラマとの交渉再開を要求したことをパー・ガートンは伝えた。歴代の仏教徒の長の転生としてチベット人に崇められているダライ・ラマは、長年、「チベットのための独立ではなく、より優れた自治を求めており、交渉の用意ができている」と述べてきている。

中国は、ダライ・ラマを非難し、ダライ・ラマに誠意がないと述べている。北京でのミーティングの後、欧州議会代表団は、人権に対する懸念に直面している遠く離れたチベットを訪れた。

「収容者の処罰は、刑務所での行動や供述によるものだが、独立の主張を否定し、『分離主義者であるダライ 徒党』を非難したことが確認されると処罰が軽減されるとダプチ刑務所の管理者が明らかにした」とパー・ガートンは述べた。

中国は、近年、数人のチベットの活動家を拘置所から仮釈放した。その中には7月13日、心臓疾患の治療を行うためにアメリカ合衆国に到着したタナク・ジグメ・サンポがいる。タナク・ジグメ・サンポは今年3月、治療目的で8年早く釈放された。

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