2001年チベット亡命政権新内閣発足関連ニュース
チベット人、亡命政府主席大臣選挙に投票
ダラムサラ
最近行われた選挙法改定にともなって、亡命チベット人のカロン・トリパ、つまりカシャック(チベット議院内閣)の主席大臣を選出するための予備選挙が、2001年5月12日に実施された。
直接選挙による初めての主席大臣選挙に興奮したチベット人たちは、手に手にグリーン・ブックを持って、選挙管理委員会の担当者が到着するよりずっと前から、学校や僧院に設けられた投票所にならんだ。
選挙人登録は非常に煩雑であるし、投票用紙の少なくとも4ヶ所に各々の意中の主席大臣候補者名を記入しなくてはならない。加えて、焼け付くような夏の日差しにもかかわらず、この新方式の投票にのぞむ投票者たちの熱意が冷めることはなかった。
「この機会はダライ・ラマ法王が下さった貴重な贈り物なのですから、われわれチベット人は大いに活用しなくてはなりません」と、亡命後世代チベット人のワンデンが語った。
チベット亡命政権職員のジャンパは、「われわれは正しい方向に向かっている、一層理想的な民主主義に向かっていると感じます」と語った。彼の妻も、「そうですとも、私たちは、いつか、ダライ・ラマ法王が私たちの中におられて導いて下さらなくなる日に備えなくてはならないのです」と付け加えた。
チベット国民代議員大会(ATPD)第12回議会は、最近、主席大臣選挙の現行法を改定して、人々に主席大臣の直接選挙権を与えた。
主席大臣選挙法の変更で、チベット国民代議員大会の議員選挙と似たものになった。主席大臣選挙は2段階で行われ、5月12日から始まる予備選挙で6人以下の候補者リストが決定される。
その後、立候補辞退があれば削除して、2人以上の候補者から成る最終候補者リストについて投票が行われることになる。過半数の票を得た候補者が、ダライ・ラマ法王によって主席大臣に任命される。任期は5年になる。こうして選出された主席大臣が、7人の大臣を指名して組閣することになる。
以前は、ダライ・ラマ法王が推薦する候補者の中から、チベット国民代議員大会によって閣僚が選出されていた。そしてその閣僚たちが、互選によって任期1年の内閣首相を選出していたのである。
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