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チベットの地理的位置

「チベット政治史」(亜細亜大学アジア研究所)より抜粋

チベットは長い間「雪峰に囲まれた鎖された国」として世界に知られてきた。一般の人々はその正確な位置すら知らないこともある。チベットが中国の西、インドとネパールの北、ペルシャ(イラン)の東、ロシアとモンゴルの南に位置することを述べれば充分であろう。チベットは世界でも最も標高の高い国である。ネパールとの国境線にはエヴェレストがそそりたつ。ネパール、シッキム、チベット共通の国境線はカンチェンジュンガである。ブータンとチベットの間にはチョモラリが横たわる。1937年、スペンサー・チャップマン卿がこのチョモラリの初登頂に成功した。彼は下山途中で行方不明になったが、ブータン側に姿を現わした。チベットには、仏教徒だけでなくヒンドゥー教徒にも聖山とあがめられているカイラス山のような高峰が宝石のようにちりばめられている。たとえばツァリ、ヤーラ・シャムブ、チョモ・カレク、カンカル・シャメー、ニェンチェン・タラ、マチェン・ポムラ(アムネマチン)などである。

東ではダルツェンド(打箭炉)の鉄の橋が民族的に中国とチベットを分け、カルチュ河の白いストゥーパ(チューテン・カルポ)が民族としてのチベット人の北東限を示す。

チベットの南国境線はヒマラヤ山脈によって形造られ、西国境線にはカラコルム山脈が横たわる。北には新疆ウイグルとの国境を形成する崑崙山脈が横たわる。

チベットはチョル・カ・スム(Chol-kha-gsum)と呼ばれる三地方に分けられる。西チベットのカ゜リ・コルスムからソクラ・キャオまでをウー・ツァン、ソクラ・キャオからマチュ(黄河)の上流の湾曲部までをド・トゥー(カム)、マチュ河の上流の湾曲部からチューテン・カルポまでをド・メー(アムド)と呼ぶ。チベット人は、最もすぐれた宗教はウー・ツァンの地から、最もすぐれた男はカムの地から、最もすぐれた馬はアムドの地からと言う。「ティコル・チュクスム」の名で知られる古い形の地域区分もある。一万戸が「ティコル」という単位を形成する。「チュクスム」とは十三の意味である。この地域区分はもはや用いられず、「チョル・カ・スム」方式が専ら用いられている。

チベットについて

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