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ホーム>チベットについて>現在のチベット>チベットの人権問題>チベットでの中国の存在と人権の侵害(意見と表現の自由)

チベットでの中国の存在と人権の侵害
TCHRD(チベット人権・民主センター)1997年発行

意見と表現の自由

1997年、96名のチベット人の逮捕が記録された。その大多数の者は意見や表現の自由を実行しようとした結果逮捕されたのだ。中国の犯罪法の中では、以前に使用されていた「反革命」という言葉の代わりに「国家安全の危機」という言葉が使われるようになった。しかし、チベットでは政治的とみられる発言は、それがいかなる表現であれ、中国の「国家安全」の脅威とみなされてしまうのだ。1997年に逮捕されたチベット人の罪はといえば、壁に「チベット寄り」のポスターを貼ったことことであり、チベットの国旗を吊り下げたり、チベット独立を望むパンフレットを書いたり、そしていつものように「フリー・チベット!」という犯すべからずの句を発言することである。

1996年5月に中国の「愛国再教育」キャンペーンが着手され、それが1997年中に強化され、表現の自由がさらに厳しく制限された。チベットの僧侶や尼僧たちは政治的忠実を約束するため署名をするよう命じられた。そして、工作隊によって再編されたチベットの歴史と宗教を、何の疑いもなく承知するべきと命じられた。もし、僧侶または尼僧が覚悟のうえ自分自身の意見を述べたり、中国の役人に対して質問することがあったら、彼らが寺院や尼寺より追い出されたり、逮捕される羽目になる。


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