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ホーム>チベットについて>現在のチベット>チベットの人権問題>チベットでの中国の存在と人権の侵害(宗教の自由)

チベットでの中国の存在と人権の侵害
TCHRD(チベット人権・民主センター)1997年発行

宗教の自由

1997年、1年を通じて中国の権力者はチベット人たちの権利の実践と宗教信仰の表現に対し、容赦ない圧力を増進させている。1996年4月以来チベットで実行されていた「徹底撲滅」または「囚人は徹底的に押しつぶす」という中国の政策のもと、チベットの僧侶や尼僧たちは、「愛国再教育」共同委員会により秘密で監視され、その結果2,827名がそれぞれの寺院や尼寺から追い出された。また、165人が逮捕され、9人が死亡し、35人は自主的に寺院を去っている。中国人の工作隊が、チベット全土の寺院や尼寺の中へ送り出されている。その役割は、僧侶たちに「愛国再教育」の教訓を通して、「ダライ・ラマの悪事とチベット民族主義の弊害」を教え込むことである。5項目の政治的誓約によって、僧侶たちには以下のことが要求され実施されている。

  1. チベットの独立の考えに対抗すること
  2. ダライ・ラマを拒絶し、中国によって認定されたパンチェン・ラマを認めること
  3. 中国の権力者によってチベットの寺院や尼寺内に設置されていた民主的管理委員会を「工作隊」の手によって再編成すること
  4. 寺院入門への許可を厳しくすること
  5. 16歳以下の者への寺院入門の禁止

これによって、宗教の勉学は妨げられ、寺院の人口はさらに減少している。

中国の報告によると、45,000人のチベット仏教の僧侶や尼僧のうち、これまでに30,000人が「愛国再教育」を受け、1,787の寺院や尼寺が「工作隊」の監視を受けているという。中国の権力者の発言からすると、このキャンペーンは寺院や尼寺から、さらにチベット社会のあらゆる分野へ拡大していることが確実である。


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