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真実のレポート〜2008年3月の蜂起から現在までの拷問の実態〜(6/8)
ICT作成/国連拷問禁止委員会提出資料

2008年9月 The International Campaign for Tibet(ICT)


6. 治療の拒否

複数の報告によると、多くのチベット人たちが治療を受けることができなかったため死亡しています。
医学的知識を持つ人々が負傷者に緊急手当てをすることもありましたが、一般的には、政府が運営している病院に行くことは安全とは考えられていません。

拘束中のチベット人に関する報告は、過酷な状況、留置場のすし詰め状態(多くの人たちと一つの留置場の中に押し込められ、座る場所もなく立ちっぱなしのまま何日間も放置される)、水や食料が与えられないこと、負傷者の治療の拒否、そして取調べ中の拷問について伝えています。
これらの報告によると、ラサやその他の地域の病院が負傷者の治療を拒否し、あるいは人々が拘束を恐れて病院に行くことができないため、負傷者が死に至るというケースが多数あるということです。

4月14日、匿名のチベット人が、ラジオ・フリー・アジアのチベット語サービスに、電話でこう語りました。
「はじめのうちは、負傷したチベット人の抗議者は国営病院に連れて行かれ、治療を受けた。その後、負傷したチベット人が病院に連れられていくと、そこで治療を受けるのではなく拘束された。 抗議の2日目には、チベット人は打撲しているだけでも嫌疑をかけられ、拘束されてしまった。だからチベット人の負傷者は死を待つ他ない。」

3月16日に四川省ンガバ(中国名:アバ)の警察署入口で、看板を引きずり下ろした1人である38歳の女性・ネチュンさんは治療を拒否されました。2日後、彼女は拘束され、3月26日に釈放されたときには、話すことができず、食べても戻してしまう状態でした。親戚が彼女を病院に収容させようとしましたが、許されませんでした。
彼女は4月17日に亡くなり、僧侶が葬式を営む許可も下りませんでした。彼女の夫は山地に逃走しており、4人の未成年の子供が残されました。その後、彼女の息子2人が逮捕され、明らかに母親の行為の報復として、公安により長男の両足の骨が折られました。


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