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チベットのスポーツ

「チベット政治史」(亜細亜大学アジア研究所)より抜粋

 


タプツェと呼ばれる馬競技
© Tiziana and Gianni Baldizzone

馬はチベットのスポーツの中で重要な役割を果している。例えば一定の環状のコースを走らせるのではなく、7km以上の距離を走らせてそのスピードを競う形の競馬がある。乗り手なしの競馬もある。また距離こそ短いものの、騎手がライフルや弓矢、槍などで標的をねらう騎射競技もある。この特殊な競技大会は長い合間をおいて行われ、政府の俗官は一生に1度これに参加しなければならない。また標的や距離を競う弓術大会もある。この大会には政府より賞品が出るため、官吏たちは世間への顔むけもあり、数ヶ月間を費やして腕を磨くべく練習に励む。この弓術大会は、非常の際、いつでも官吏たちが軍隊に加われるよう訓練しておくという主旨のものであったが、後に伝統スポーツの中に組みこまれた。

古代のチベットの習慣では、官吏は自分の家から必ず男を1人、5kgの徒競走に出場させなければならなかった。重量上げならば自ら名のり出る出場者にこと欠くことなく、レスリングもまた人気のある競技である。チベット人は水泳を楽しむ。流れにさからい川を横断するのもよく知られた耐久競技である。

西洋の九柱戯に相当するのが、遠距離におかれた標的の角や石に丸い石をなげる球技である。走り幅跳には土の傾斜の踏切台が用意され、競技者はチームをつくる。この踏切台にかけあがり、踏切って跳べば、3mは行く。秋になると少年や年若い青年たちが凧上げに熱狂する。強風に吹かれて住んだ空に凧が舞いあがり、ラサの上空は凧あげ競争の凧でみたされる。凧は竹と色紙で作り、凧糸にはにかわと粉末ガラスをぬりつけ、これを剃刀の刃がわりに用いて相手の凧の糸を切ろうとする。今日では、フットボール、テニスなどの競技もあり、室内ゲームとして麻雀、骰子搏奕、トランプに人気がある。


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